美人白命って字が違います
ちょっと前に化粧品についてやったけれど、今回は美白について
やろうと思う。
さて、美白の敵はメラニン色素だ、とかメラニン色素が蓄積することが
しみそばかすの原因になるってのは皆さんご存知だと思う。
メラニンはアミノ酸の一種チロシンに由来する色素である。
忌み嫌われてるメラニン色素だが、生体においては紫外線防御という
きわめて重要な役割を果たしている。
実際メラニン色素の産生量の少ない白人は、むちゃくちゃ皮膚がんに
なりやすい。オーストラリアや北欧なんかではかなり問題になっている。
われわれ黄色人種や黒色人種はそこまででもないわけですけどね。
ただ、そうはいってもまだらになるから美しくはないわなと。
やっぱり美白がいいんだ!といわれるわけで。
とりあえずメラニン色素を作らせないためには紫外線による刺激を
減らす必要があるわけで。
ファンデーションや日焼け止めで防御、というのがまず第一段階かなぁ。
紫外線の波長は400nm以下なので、反射させるにしろ吸収させるにしろ
紫外線の波長に対応した商品を用いる必要がある。
SPFという表示を目にしたことがあると思うが、これは紫外線のうち、
特に波長の短いUVBに対応している。
SPFとはSun Protection Factorの略である。
全く塗らない部分と塗った部分が変色するまでの時間の比であらわされる。
塗らなかったら30分で日焼けする状態で、SPF30のものを用いたら
30×30=9000で15時間後に日焼けする。
通常SPF50もあればまぁ日焼けしないと思われる。
理想的なのは紫外線を吸収するようなファンデーション(濃いめの色のパウダー)
を下地に塗って…外側に紫外線を反射させるファンデーションを使用。
(白系の粒子の薄いパウダー使う?)これでどうだろうか?
まさに絶対防壁。紫外線だろうと反射、吸収はするはずなので。
そこまでやる意味はほとんどないとは思うけど…お金もかかるしorz
ところで、若い人にしみってまずないと思いませんか?
そばかすはあるけれど。比較的色の白い人に多いらしい。
すくなくとも若い人にしみが出来にくいのには理由がある。
それは若いうちは皮膚の代謝が活発で、表皮にメラニン色素が
蓄積されないでどんどん捨てられていくからだ。
つまり皮膚の代謝が十分活発ということも美白の要因なのである。
十分な栄養を取って皮膚の代謝を促す。
とはいうものの加齢とともに皮膚の代謝は衰える。
ストレスなんかにも影響するし…
だがしかし現在ではいくつかの遺伝子レベルでのメラニン色素
合成や輸送系の解明が進んでいるため、こういったアプローチでの
美白剤が作られつつある。
例えば理研の福田光則氏らは、メラニン色素の輸送についてSlacたんぱく質
やRabたんぱく質などが関与していることを突き止めた。
これら輸送たんぱく質をうまく誘導すればメラニンの過剰蓄積もなくなる。
今ある美白剤の多くはメラニン色素の産生を抑えるものだ。
アルブチンやビタミンC、イソフラボン、グリチルリチン酸ジカリウム
などを配合した美容液は美白効果(メラニン産生抑制)があるといえる。
レモンパックも意外と悪くないってコトだね。
これらには効果がちゃんとあるので、使い続けることで皮膚の表面の
しみには十分対抗できる。
ただ…これらではどうしようもない頑固なしみなんてのもある。
だが、それに対抗する手段も人類はすでに手に入れている。
すげぇぜ人類。ただ…その手法ってなぁ…紹介しますけど…
強力な美白剤…いやもはや漂白剤な感じのハイドロキノンとか…
あれ?どっかで聞いたぞこの名前…あぁ!ミイデラゴミムシの化学反応だ!
過酸化水素と混ぜなきゃ大丈夫だと思うけど…こえぇなぁおい。
あとケミカルピーリングって皮膚削るんだよな…
レーザーでしみやほくろのメラニン焼いてしまうとかの方法もある。
炭酸ガスレーザーなどで皮膚を焼く方法もあるようだ。
しかしレーザーやらハイドロキノンやらって…そこまで憎まれてるのか
メラニン。多分均一な色になるのならそこまで憎まれなかったろうに。
そういう美白剤を使う場合とかは病院(美容外科)をきちんと選んだほうが
いい。
なにしろ強力な薬剤だから合わない場合もあるかもしれない。
正直、医師と相談ってのは大事だと思う。
ところでマイケル・ジャクソンが白くなったのは病気のせいらしい。
尋常性白斑という自己免疫性疾患で、黒人の罹患率は2%にもなるという。
部分的にメラニンが産生できなくなる疾患である。
皮膚がまだらに白くなってしまうのだ。現在のところ原因は不明であり、完治する方法はない。
意に反して黒くなるのも白くなるのも困ったものである。
白黒つけるのも自分の意思でしたいものだ。
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